チャプター 17

「どんな態度よ?」私は困惑したままヴィクターを見つめた。

するとヴィクターが私に口づけてきた。「んむ……」押し返そうともがく。

ヴィクターは私の耳もとまで顔を寄せ、囁いた。「一晩中、俺を押さえつけてキスして、眠らせなかったのは誰だったか……忘れたのか?」

わ、私……なにそれ!? 嘘! 真っ赤な嘘よ!

「ガブリエル、トイレの近くにいるあの子、エンバーに見える」ガブリエルの仲間の一人の声がした。

「ありえない。エンバーなら今ごろ家で、俺に戻ってもらうためにどう土下座するか考えてるだろ」ガブリエルの口調には、私たちの関係への確信がねっとりと滲んでいた。

認めたくはないが、ガブリエルは私の...

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